犬の飼い方マニュアル

わんちゃんを飼っていると、なかなか家を空けられないものですが、身内の不幸などやむおえない場合もあります。そんなときに、ペットホテルや動物病院に預けて、ストレスで食欲不振になったり、下痢や、時には血便まで起こしてしまうこともあります。一泊程度であれば、わんちゃんが、一番落ち着いていられる自分の家で留守番させることもいとつの方法です。

・近所の方などにようすを見てもらう
お水とごはんは十分に用意し、数ヶ所に置きます。お水はこぼれにくい容器に入れましょう。そして、近所の方などにようすを見てもらうようにお願いしておきましょう。

近頃、ペットと泊まれる宿泊施設がだいぶ増えてきていますから、そのような所を利用して、わんちゃんを一緒に楽しく出かけましょう。

・車に乗せる場合
最初からいきなり長時間乗せるのではなく、ふだんから、すこしずつ車に慣らしておきましょう。また、運転中にわんちゃんが邪魔をしてきたりすると危険なので、車の中ではおとなしく座っているようにしつけましょう。また、ケージに入っていないときは必ず同乗者に人に抱いてもらいましょう。
車酔いを防ぐため、車に乗せる日は、朝からごはんをあげないでください。ドライブインなどでこまめに休憩をとり、排尿、排便をさせます。もし酔ってしまったら車を止めて少し散歩をさせると回復します。夏場は犬を車の中に残してその場を離れてはいけません。もしどうしても離れなければいけない場合はクーラーをつけっ放しにするなど、熱射病にさせないように充分注意が必要です。車の中の温度は短時間のうちに上昇して毎年不幸にもその熱で命を落としてしまうわんちゃんがいます。

・その他の交通機関での移動
<電車>
小型犬はキャリーバッグにいれて、 手荷物料金を払えば乗車できます。キャリーバッグに入らない中・大型犬は、乗せることができません。また、例外で盲導犬は可能です。
<飛行機>
小・中型犬は手荷物扱いで、貨物室に入ります。大型犬は、予約が必要で貨物専用機で空輸されます。料金やシステムなどは、航空会社によって違うので事前に問い合わせ確認をしましょう。海外から連れてくる場合は、検閲が必要です。