犬の飼い方マニュアル

動物病院というと、病気のときだけ行って、元気なときは関係ないと考える飼い主も多いかと思いますが、できればホームドクターを決めて、定期的に健康診断をしてもらい、ふだんの状態を知っておいてもらうと何かあったときにとても安心です。

・愛犬家と情報交換
まずは、よい動物病院を探すことが必要です。近所の公園などで散歩している愛犬家たちとの情報交換はとても役立ちます。いろいろなことを聞いてみて、そのうえで動物病院を決めましょう。

人間と違って、動物には健康保険制度がありません。なので初めて動物病院にいくときは費用面で心配に思われるかもしれません。
動物病院の診療費は、よりよい診療のために必要な病院の設備費、人件費などから算出されているので、病院によって多少は異なります。
去勢手術は2〜3万円、避妊手術は3〜4万円が一般的ですが地域や病院によって多少差があります。また、犬の大きさによっても手術費が変わります。

動物病院に行くときは前もって電話で問い合わせておくと、待ち時間も少なく、また診察もスムーズに行きます。それから診療時間を守ることも大切なルールです。 夜遅くに急患といって来る患者さんのなかで、本当にすぐに処置しなければいけないのはその半数もありません。反対になかには何日も前から調子が悪かったのに、手遅れになってから診療時間外に連れてくる飼い主の方もいます。

・信頼関係が大切
先生と飼い主さんの信頼関係を築くためにも、相手方の都合を考慮して、いざというときに役立つ、病院とのかかわりあいを持っていきたいものです。